お知らせ

＜裁判に関するご報告＞

中野善之（株式会社蔵元中野商店）が株式会社MIKURAと係争しておりました訴訟について、下記のとおりご報告いたします。

弊社「株式会社蔵元中野商店」代表の中野善之は、三重県にある「合資会社中野商店（みふね酢醸造」の出生であり、親族とともに伝統製法によるお酢の製造販売事業を行っていました。中野は、平成２０年２月に「株式会社中野御蔵（当時）」（その後、株式会社MIKURAに社名変更し代表者取締役に伊藤志乃氏が就任されました。）を設立、あわせて醸造蔵を新設し、自身が代表取締役に就任してお酢の製造販売を開始しました。

その後、経緯詳細は省きますが、株式会社中野御蔵（株式会社MIKURA）の経営権は神谷文彦氏に譲渡し、中野は百貨店の催事場などでの販売事業を専念しました。そのような中、株式会社MIKURAと中野との間において、取引上のトラブルが生じましたが、無事、裁判所を通じて当該紛争が解決しました。

中野は、係争期間中に営業を継続することが困難だったため、実家である「合資会社中野商店（みふね酢醸造」で酢を製造し「御船富蔵商店」「蔵元中野商店」の屋号で酢の販売を行っていました。また、株式会社MIKURAも、販路は別であるものの、中野と同様に酢の販売を行っていました。このことにより、三重県の酢であること、屋号の名称が似ていることから、多くのお客様の混乱を招く結果となりましたことをお詫び申し上げます。現在、株式会社蔵元中野商店及び中野善之は、株式会社MIKURA、株式会社トーエー及び「MIKURA Vinegary」には一切関与していないことをご理解いただきますようお願い申し上げます。

この度の裁判の終結により株式会社MIKURAとの係争に区切りがつきましたので、前を向き、より多くの皆様に本物のお酢をお届けできるよう精進していく所存です。弊社は現在、大きなプロジェクトに着手しております。このプロジェクトが形になれば、より多くの皆様に伝統製法仕込みの美味しいお酢、さらにこれまでになかった新しい形のお酢をお届けできるようになりますので、是非ご期待ください。日本のお酢を世界へ。

2022年12月2日　株式会社蔵元中野商店